
スフォルツァ城は中世的な雰囲気満点の城郭ですが、一方では周辺の公園や広い中庭が市民に開放されているため非常に親しみやすい城郭でもあります。
そういった明るく開放的な中庭を横切って城郭内に入ると、今度は一変して中世の重々しい雰囲気が溢れてきます。
内部は結構複雑で、途中からどのあたりを歩いているのかわからなくなり、次々と現れる雑多な展示内容も退屈はしないのですが、少々、消化不良気味になります。
肝心なレオナルドのアッセの間ですが、私が訪れた30年前に公開されていなかったのは仕方ないにしても、それから何十年も経つのに未だに状況は大して改善されてはいません。そんな所がなんともイタリア的と言わざるを得ないでしょう。
このアッセの間はレオナルドが最後の晩餐で用いたものと同様の技法で描かれています。そのために描画層の傷みが激しく、修復も困難な状況となっているのが一般公開が遅れている理由なのでしょう。
結局、最後の頼みの綱はミケランジェロの「ロンダニーニのピエタ」になります。
以前はピエタの後ろ側が現代彫刻的な湾曲した壁で覆われていましたが、現在では360°どこからでも像が見られるように部屋の真ん中で独立した展示に改善されています。
展示されている部屋もフレスコ画の装飾が程よく残された雰囲気の良いもので、ピエタだけで部屋を独占するという贅沢仕様となっています。
スフォルツァ城完全ガイド (詳しくスフォルツァ城についてまとめられています。)
https://urtrip.jp/milano-castello-sforzesco/
トリップアドバイザー 2023年スフォルツェスコ城 (いろんな人の口コミが見られます)
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g187849-d246672-Reviews-Castello_Sforzesco-Milan_Lombardy.html